おかげさまで、単行本の制作に関わるのも、4冊目となりました!!
以前は大型書店にも講談コーナーはありませんでした。今や、続々と講談関連本が出版される時代に👏👏
講談についての本を世に送り出せて、講談師として冥利に尽きます。
今年、母校の大学で後輩の学生さんに向けても、経歴をスピーチしましたが。
大学4年次に、広告代理店の下請けの、東京の編集プロダクションでアルバイトし、新卒で中堅出版社に入社した私。
営業職から、希望の編集部には移れそうになく、講談師に転職。
人生の一時期は、本づくりを志した私が、今、こうして講談師として出版に関われるようになった!
この本では、後半の、とくに第三章の執筆を担当しました。
講談実演の手ほどきを、私の感覚に即して述べております。(文章にするのは難しかった、伝わるかなぁ…)。
ぜひご一読ください✨✨

『ようこそ講談の世界へ─読んで、学んで、語り継ぐ、伝統話芸 | 小泉博明, 稲田和浩, 宝井琴鶴』
冨山房インターナショナル (←文字をクリックするとAmazonの販売ページに移行します)
日本の伝統話芸のひとつ「講談」の入門書。講談は、物語を語ることを「読む」といいます。本書は、講談のいろいろなお話を「読む」のに加え、実際に語る(「読む」)ポイントも、現役の真打講談師が解説しています。 落語との違いは何? 講談のはじまりは? 講談の歴史や講談に使う道具、実際のテキストも収録し、読んでためになる、語って楽しい、講談の魅力がいっぱいの1冊。小学校高学年から。